軟弱コンビの釣日記
梵字川・小沢
05‘7/16〜18 Jun-Bo坂下 yossy細谷

今回の釣行は、慈恩寺そばから始まった。
16日昼過ぎ寒河江に到着、遅めの昼食をとる。そば好きの我らにとっては、ここの「板そば」抜きでは考えられない・・ビール付きで前祝!(「美味しい蕎麦屋はここだ!」参照)





そして、15:30過ぎ、小沢出会いから少し上流の昨年と同じ場所をテン場とする。


ここは、増水時も落石も一切心配のない極上のテン場、準備万端整え早速竿を出す。
「黒部スペシャル」と銘打った自作のテンカラで釣り上がる。テンカラなら呑まれる心配が無いし、リリースしても多少の安堵感がある。
勇んで挑むが、私の竿にはさっぱり魚信ナシ・・・横目でチラッ!同じテンカラの坂下は、「結構いるねぇ〜・・・」と順調に釣っているではないか!
悔し紛れに餌釣りに変えた途端に魚信が出た。
「やっぱり、釣れた方が楽しいなぁ〜・・・」と初心を忘れた自分がいた。
2時間ほど遊んで納竿!
宴会の準備に入る。
ところで、食卓を飾る岩魚は???・・・
二人とも、キープするのを忘れてしまった!「まっ、いいか明日があるさ!」


ミズナの油いためとマーボー春雨、少しさびしい肴ではあったが、ほれ!アルコールが入れば、取りとめも無い会話が延々と続くのである。

樹間から、V字谷を照らす月の明かりがかすかに差し込む頃、ふと、辺りを見ると、そこかしこから小さな光が舞っていた。・・・渓からの素晴らしプレゼント、去年あの長野で感動を受けた蛍がここにもいた!
坂下、無言で蛍に見入っていた。
このページの「オヤジ達の正体」のフレーズの通り、なんとか「かろうじて世間との折り合いを付けて」来たのだが、3人揃っての釣行がなかなか実現ぜずにいるこの頃なのである。
坂下は今年に入り、父親を亡くし、小平は腰の痛みを訴える、自分は年老いた両親を抱えている。あと何回揃って出かけられるのだろう・・・こんな思いが脳裏をかすめた。
こうして、柄にも無い二人のセンチメンタルな夜は更けていった。


夜中に、蚊の猛襲を受けながらも、2日目の朝をさわやかに迎えた。
今日は、中日、時間はたっぷりとある。竿を片手に行ける所まで釣りあがる計画だ。
ゆっくりと、ティータイムを楽しみ、ローストビーフ入りニンニク雑炊で活力を蓄えた。
今日こそは・・・と、懲りもぜず、テンカラで攻めてみた。
結果は同じ、坂下にはくるが、自分にはこない。腕のせいにはしたくない・・・「きっと、毛ばりが合わないんだ!」・・・と勝手に決め付けた。
かと言って、坂下の毛ばりを使うには、プライドが許さない。結局、餌釣りに切り替えた。同じ失敗2度繰り返す・・・我ながら、あきれ返った。「でも、やっぱり釣れた方が楽しいよ〜・・・!」


この渓、暴れるんだなぁ〜、あちこちにその爪あとがあった。


こんなやさしい風景も見られた。

V字谷特有の小滝も時折見られた。


そして、順調に釣りあがり、冷麦の昼食、これがまた格別なのである。
実は、密かに尺上を期待していたのだが、坂下が上げた9寸止まり、さらに上流に移動してしまったのかも知れない。少々残念ではあったが十分楽しませていただいた。
15:00過ぎ納竿、一服した後テン場に戻る



2日目の夜を迎えた。


今晩の食事は、「岩魚の刺身」に「岩魚丼」、そして「山菜のてんぷら」等々・・・豪勢・・・・のはずだったのだ・・・が、「しまった!・・・」またしても岩魚は無し!
実は、「いくらでも釣れるから、鮮度を保つため、時間ぎりぎりに釣ったのをキープしようぜ」などど、言っていたら、アタリがなくなってしまったのだ・・・・大失態!
「ウドと持参したネギのかき揚のてんぷら」が今晩のおかず、またしてもアルコール任せの宴会に・・・
それでも、「メインディッシュは焚き火があるさ!蛍の光はデザートさ!ナンチャネ!ナンチャネ!」ってね、オヤジ達の楽しい夜は更けていったのさ。


そして、最終日、コーヒーとガーリックパンの朝食をとり、早めにテン場を後にした。

登り口でピンソールを装着、いよいよ急登の始まりである。足元はすべる。


時折、つらさを花々が慰めてくれた。


でも、疲れた!
年のせいか・・・?不摂生のせいなのか・・・?

下の、写真はギンリョウソウ、その隣は?? 後で調べよう・・・




ようやく、1時間30分かかり車に辿りついた。つらくても、この「爽快感」忘れられない!

上の写真は、踏み跡から谷に下りる目印のブナの木、忘れないようにしよう。


by yossy細谷

今日は晴天!暑くなる。出来れば涼しいうちに車にたどり着きたい。わずか小一時間の登りのはずだが、重い荷を背負っての急斜面はツライ。
途中、月山スキー場登山口まで行ってみた。夏スキーを楽しむ姿が遠望出来た。
今は、高山植物が盛りを迎えているはずだ。しかし、時間の関係でそれを目にすることは叶わなかった。
きっと、いつかは訪れてみよう。
Kiyochへの「サクランボ」を土産に、「軟弱コンビ」の旅は終った。
「サ〜カシタァ〜・・・お疲れさんでした。また来ようぜぃ!」
そして、14:30 月山第二トンネル駐車場を後に、いざ小沢に向け出発!
美しいブナの森を抜け、急斜面を下り、一本杉を認め、本流に降り立ち、そこから少し下がったところが小沢出合となる。
順調に進めば小一時間ほどで小沢出合となるはずであるが、本流に降り立つのが非常に難しい。間違えると、懸垂下降が待っている。
我々の知る限りでは、あの一本杉があるところから・・・・だけである。
今回、三度目なのだが、過去一度も迷わずに辿りついたことがない。
まして、我がナビゲーターKiyoch小平が今回も不在となるとなおさらである。
それでも、記憶を頼りに何とか無事本流に降り立った。